IIAI AAI 2023 のソーシャルイベント
前回の記事に引き続き、2023年7月8日～13日に開催した国際会議の「14th International Congress on Advanced Applied Informatics」（以下、IIAI AAI 2023）について、記事にさせていただきました。IIAI AAI 2023は観光庁の実証事業に2年連続で採択されており、今回の記事では実証事業として行った「野外ランチョンセミナー」について、ご紹介します。IIAI AAI 2023および観光庁の実証事業については、前回の記事をご確認ください。
野外ランチョンセミナー
野外ランチョンセミナーは、前回の記事で紹介したテクニカルツアーの昼食を兼ね、「四季の里 緑水苑」（以下、緑水苑）で開催しました。緑水苑は、面積およそ3万坪（10ha）におよぶ、自然型の池泉回遊式「花の庭園」で、春から秋にかけて様々な花を観賞することができます。また、バーベキュー場もあり、自然庭園の青空の下、食事を楽しむこともできます。
野外ランチョンセミナーでは、テントやステージを設営し、地元の旬の食材を使用したバーベキューを楽しみながら、セミナーを聴講できるようにしました。最後には、郡山市の伝統芸能「ひょっとこ踊り」を地元有志の皆様に披露いただきました。
会場設営・食材調達
野外ランチョンセミナーの会場となった緑水苑では、雨天を考慮して、テントやステージを設営し、参加者が転倒しないように、段差がある場所に床を設置して平らにするなど、対応をしました。また、7月の開催であったため、暑さ対策としてミスト扇風機やスポットクーラーなども導入しました。今年の夏は暑かったですが、暑さ対策が功を奏し、会場内には風が流れ、それほど暑さを感じませんでした。
また、食事は緑水苑のメニューに加え、地元の食材を調達し、バーベキュー形式で提供しました。肉は福島牛など、地元のブランドを調達し、ベジタリアンやハラルの方にもお食事いただけるよう、野菜も地元農家から様々な種類を調達しました。私もいただきましたが、どれも新鮮で美味しかったです。
郡山コンベンションビューローの支援
緑水苑では、国際会議のソーシャルイベントを実施することや、テントやステージを施設内に設営することも初めての試みでした。また、観光庁の実証事業として、地域参加プログラムを実施するため、今までのバーベキューメニューとは異なる地元食材を調達し、参加者に提供する計画でした。初めての試みとあって、緑水苑をはじめご協力いただく企業の皆様も不安があったかと思いますが、すべての仲介を郡山コンベンションビューロー様にしていただき、とてもスムーズに準備を進めることができました。
郡山コンベンションビューロー様には、緑水苑での設営許可の取得や、地元の設営業者の紹介、さらに主催者・緑水苑・設営業者・当社との打ち合わせにも参加いただきました。また、地元の食材にも詳しく、緑水苑の食材調達まで支援いただき、郡山に精通した郡山コンベンションビューロー様のおかげで、無事に国際会議を終えることできました。
また、郡山コンベンションビューロー様には、野外ランチョンセミナーの当日にもお手伝いいただき、その熱意や行動力には、何度も驚かされました。
まとめ
今回のIIAI AAI 2023は郡山コンベンションビューロー様を始めとした地元の皆様のご協力で実現することができました。開催地に精通した郡山コンベンションビューロー様がいらっしゃったおかげで、より地域の魅力を活かした国際会議を行うことできたと思います。これまでの記事にも書きましたが、やはりコンベンションビューローや観光協会のご協力は不可欠だと、改めて感じました。コンベンションビューローや観光協会が積極的な地域の国際会議は、参加者にとって、きっと印象に残るものになると思います。また、機会があれば郡山で国際会議が出来る日を切に願っております。
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